2022年度 一般社団法人 高梁青年会議所 スローガン
2022年度理事長所信
2022年度理事長所信
第50代理事長 平松 諭史
【はじめに】
当会議所は創立以来、諸先輩の情熱や努力の積み重ねと時代に必要とされる団体として地域発展のためにご尽力されましたことに対して心より敬意を表します。これまでのひとづくり、まちづくりの歴史の歩みを止めることなく我々JAYCEEは未来への問題に立ち向かっていかなければなりません。
50年もの歴史を一年一年築き次世代に繋げることは簡単なことではなく、それでも我々青年会議所運動は足を止めることなく歴史を刻んできました。
この歴史を想い振り返り次世代へと語り繋げなければなりません、我々が明るい豊かな地域を渡すには、今何をすべきか考え、我々責任世代の大人が明るい未来を信じ語れなければ、子どもたちにも明るい未来は、見えないのではないだろうか。
青年会議所の目的は明るい豊かな社会の創造です。ひとづくりを通してまちづくりをする団体であり、機会の提供と個人を成長させる組織であります。経営者サークルでもなければ、社会奉仕を行う団体でもありません。新しい社会をリードするにふさわしい人財を数多くつくる団体です。JC運動は完成されたものではなく社会の進歩とともに、さらに発展していくものであります。青年という時代は成長する機会と新しいチャンスが多くありますが、そのスピードは速く、時間を取り戻すことができない貴重なものです。
我々は次世代の子どもたちに明るい豊かな社会を渡すという使命を実現するために、さらなる成長を求め、新しい社会のリーダーにふさわしい人材を多く輩出することが青年会議所の使命だと考えます。
【組織運営】
一般社団法人高梁青年会議所は、会の運営を円滑に効率よく行えるよう定款・諸規程を基に運営をする団体です。地域から信頼と付託を受ける組織として、誰に対しても恥じることのない公平公正な運営を行い、倫理観と道徳観・社会的規範を持って活動に取り組む必要があります。青年会議所活動の礎は会議活動であり、我々のすべての運動は度重なる会議を経て発信に至ります。事業背景や目的はもちろん、財政や規則、コンプライアンスにいたるまで、メンバー全員が理解し運営して行かなければなりません。理解をしたうえで少しずつ形を変えながら、時代に即した手法を模索し、メンバー一人ひとりのスキルを向上すると共に、我々の運動や想いを多くの方々に知っていただくために近年活用が進むWEBやSNSはもちろん、あらゆる媒体を模索し、伝わりやすさを念頭におき、正確かつ効率的に内外に向けて発信し、一人でも多くの方々に我々の運動を届け、ご理解をいただくことで、さらなる信頼、運動へと繋げてまいります。
【会員増強・拡大】
我々の活動は地域の特徴や弱点を理解し、その地域に適した事業の展開を模索します。事業を行うメンバーが一人でも多くの志をもち、展開していくことで、会員の絆が生まれさらなるまちづくりへと発展していくと考えます。高梁青年会議所の価値や存在意義が今よりさらに認められていれば、新たな会員の獲得に苦労する必要はないはずです。拡大するための行動を起こさなければ会員の増加がみられず、ブランディングを考えなければ高梁青年会議所の価値に気付いてもらえないというのが現状です。私たちは「明るい豊かな社会の実現」に向かって運動や活動を展開しさらに、その渦をもっともっと大きくして、この地域の未来をよりよいものにしていかなければならないと考えます。このまちで青年会議所だからできること、青年会議所じゃないとできない、このまちの未来を本気で考えることができる、青年を増やす必要があるのです。
【まちづくり】
今この高梁も進化の速い時代であり、5年後10年後先どうなっているかなど予測もできない。
さらに近年日本全体を未知のウィルスや災害という恐ろしい出来事がさらなる予測不能事態に追い込み、生活だけではなく生きるすべをも考えなければならない現代となった。
まずは我々がまちを守れる組織として勉強し学び発信していくことが最大のまちづくりだと考えます。市政や他団体との連携を整えこのまちをより強固なまちへと発展させることを目指します。
さらに未来を担う青少年の取り巻く環境も、我々が子供だった頃と比べれば大きく変化し進化している。教科書やノート、筆記用具に至るまですべてスマートフォンの中にそろっている。ここまで速いスピードで進化し続ける環境の中で、歴史を振り返りどのような経緯で今が存在しているのか学ぶ機会が減るのではないかと危惧してしまう、そこで我々機会を提供し個人を成長させる組織として未来を担う青少年の育成にも力をいれ、インタネットやゲームが発達し、一人で遊ぶ手段が増え、人と直接コミュニケーションをとる機会が少なくなっている環境を、青年会議所の事業を通し考え、学び、喜び、楽しむことのできる運動を行い、我々も一緒に成長し未来を共に創りあげていきたいと考えます。
【結びに】
我々が今できることは本気で取り組みこれまでの歴史を今一度振り返り次世代へと繋げて行く事だと考えます。本気で取り組むから悔しいし嬉しいし楽しいのです。
未来の青年に本気で取り組む責任世代の背中を見せ、地域社会の先頭に立って明るい豊かな社会実現に向けて走り続けなければなりません。時代のうねりの中、どの様な困難にも立ち止まることなく、強い意志と結束力で立ちはだかる壁を越えずして夢や理想を実現することはできません。一人で走り続けても成し遂げることはできない、多くの志をもつ仲間と走り続けるのです。
これまで諸先輩方の情熱や努力の積み重ねを無駄にすることなく受け継ぎ、歴史を守り次世代へ繋げていく。
このまちで仲間と共に走り続ける。それこそが我々がめざす明るい豊かな社会の実現、唯一つの道だと信じています。
一般社団法人高梁青年会議所 第50代理事長 平松 諭史
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